折りたたみ自転車って、その名の通り折り畳んだ時のコンパクトさが魅力ですよね。
でも折りたたみ自転車の折り畳み方って、
「メーカーや車種によって微妙に違い」があったりするので、
これってどうやって折り畳むんだっけ?
みたいな感じで、慣れないうちは折り畳み方を忘れてしまったり、悩んでしまうことも多いと思います。
そこで今回は、DAHON K3の折り畳み方を写真付きで分かりやすく解説していきます。
これからK3を購入しようかと検討している方や、もう一度K3の折り畳み方の手順のおさらいをしたい人はぜひ最後まで読んでみて下さいね😄
コツさえ掴めばK3の折り畳み方は超簡単
DAHON K3は折りたたみ自転車の中では、比較的折りたたみ方は簡単です。
ですが、慣れていないと手順を忘れてしまったりします。
なので折り畳むコツを覚えるには、まずは「何度も練習すること」から始めましょう。
実際に一度コツさえ掴んで仕舞えば、「数十秒で折り畳めてしまう」くらいに、K3の折り畳み方は超簡単なんですよ😄
DAHON K3の折り畳み方の手順:6つのステップ
では実際にK3の折り畳み方の手順を見て見ましょう。
K3の折り畳み手順は次のとおり
以上の「6つのステップ」でK3の折り畳みは完了します。
ただし、この工程の途中には「クイックリリースのロックを外したり、戻したりなどの作業が加わる」ので、正しい手順としてはもう少し多いです。
けどそれも、一度体で覚えて仕舞えば、とても簡単な作業なので、ぜひここでマスターしていって欲しいと思います。
ペダルの位置を合わせる
K3を折り畳むときにまず最初にやるべきことは、ペダルの位置を合わせること。ここ結構重要なので、しっかりと覚えていって下さいね。
このペダルの位置合わせをすることで、メインフレームを折り畳むときにペダルが干渉して、折り畳めなくなるということを防ぎます。
K3を折り畳むときはまずは最初にこのペダルの位置をきちんと合わせる。ということを覚えておくといいです。
ハンドルを折り畳む
次にハンドルを折り畳みます。
ハンドルはクイックリリースレバーで固定されているので、まずはこのクイックリリースレバーを上げて、ハンドルのロックを外してあげます。
するとハンドルの固定が緩くなるので、ハンドルを下側に垂直になるように合わせます。(ブレーキレバーが真下に隠れるくらい)
ハンドルの位置を合わせたら、クイックリリースレバーを戻して、再度ハンドルを固定します。
レバーを戻さずにそのままにしておくと、ハンドルが回ってしまうので、必ずハンドルを下げたらレバーを戻してロックしましょう。
ハンドルポストを折り畳む
次にハンドルポストを折り畳みます。
ハンドルポストは安全の為に「2重ロック」になっているので、
2段階でロックを外します。
ハンドルポストをロックしているレバーを下に下げると、ハンドルポストが自然と倒れる状態になります。
ハンドルポストがフリーな状態になったら、左手で持ちながらゆっくりと倒していきます。
ハンドルロックを外すとすぐにハンドルバーはフリーな状態になります。
なので、手で支えていないと勢いよく倒れてしまいます。
そうするとハンドルが地面に当たってグリップやハンドルにつけているパーツ(ベルなど)を痛めてしまうので、
必ずハンドルを持った状態で、ハンドルポストのレバーを下げるようにしましょう。
ハンドル周りにアクセサリーをつけている人は、特に注意が必要です。
シートポストを下げる
次はシートポストを下げていきます。
シートポストを下げる手順は次のとおり
まずはシートポストの固定をクランプレバーを緩めてフリーにします。
次に、シートポストを「サドル下の部分にある三角の目印の所まで」下げていきます。
目印の位置まで下げたらシートポストをクランプレバーを戻して固定します。
この部分の工程自体はとても簡単なんだけど、実は少しだけコツが必要になります。
それというのも、普通にシートポストを下げていくだけだと、「目印の位置まで下がらない」からです。
実はK3のシートポストは高身長の人にも対応出来る様に「長く設定」されていて、そのまま下に下げるだけだと下げ切ることが出来ないんです。
なので次のような作業が必要になります
この時、フロントのタイヤを少しだけ浮かせる感じでフレームを持ち上げてあげると、楽になります😄
メインフレームを折り畳む
次はメインフレームを折り畳んでいきます。
メインフレームのロックも、ハンドルポストと同じように「2重ロック」になっています。
なので2段階でロックを外していく必要があります。
まずはクランプレバーを固定しているロックを外します。
これは普通に上にあげれば簡単にロック解除できます。
次にメインフレームを固定しているクランプレバーを外側に開くように引っ張る。
するとメインフレームが折り畳める状態になるので、そのまま左側に「折るような感じ」で折り畳んでいきます。
この「メインフレームを折り畳むときの注意点」が一つあって、ハンドルが意外と中途半端な位置にあることがあるんです。
なので、ハンドルがその中途半端な位置のままだとちゃんと最後まで折り畳むことができません。
きちんと最後まで折り畳む時のコツとして、「ハンドルを必ず前輪に密着させるような感じで手で持ってあげながら折り畳むと上手くいきます」。
ここは初めのうちの慣れるまでは、ちょっと戸惑う部分だけど、少しだけ意識をしてあげれば難なく折り畳むことが出来ます😊
最後はきっちりと磁石で固定すること
K3には前輪と後輪のホイールの中央に強力な磁石が付いています。
この磁石の力によって、K3を折り畳んだときに、勝手にバラけたりしないようになっています。
なので、この前輪と後輪の磁石がきっちりとくっついているか、ちゃんと確認することが大事です。
この磁石の力はかなり強力になっています。なので、持ち運んだりするときでも簡単に外れたりはしないので安心です。
ただ逆にいうと、この磁力の強力さは、次に展開するときに(外すときに)、結構力が必要なんですよね😅
ペダルを折り畳む
最後はペダルを折り畳みます。
このペダルを折り畳むのに順番は特にないので、左右好きな方から折りたたんで構いません。
ペダルの折り畳み方は次のとおり
このペダルを折り畳むとき、結構押し込むのに力が入ります。なので(撮影の関係上)写真では片手でやっていますが、両手でやる方が楽に折り畳めます。
このK3に標準で装備されている折り畳み式のペダル。実はあんまり評判が良くなくて、結構最初のうちから交換してしまう、という人が多いみたいですね😅
以上で、DAHON K3の折り畳みは完了です。
この折り畳み作業、ひとつひとつを見ていくと、作業工程が多くて、それに注意点もあったりして面倒だなって思うかもしれませんが、大丈夫です。すぐに慣れることができます。
もちろんある程度の練習は必要になるけれども、何度も折り畳んだり展開したりを繰り返していると、自然と体が覚えてくれるので、安心して下さい😊
K3の展開の仕方
折り畳んだのはいいけど、展開の仕方ってどうすればいいんだっけ?
という疑問が湧くかもしれませんが、「基本は折り畳んだ手順の全く逆のことをするだけ」で展開することが出来ます。
もちろん、展開する時には展開する時のコツとかもあるんだけど、折り畳むという作業よりも簡単なので、ここでは説明は省きますね。
展開は折り畳むのよりも簡単なので、何度も練習してマスターして下さい😄
【まとめ】
今回の記事ではDAHON K3の折り畳み方の手順やコツを解説してきました。
折り畳み自転車って、知らない人が見ると、「なんだかとっても複雑なことをして折り畳んでいるのかな?」みたいに感じるかもしれません。
けど実際はそんなことはなくて、ちゃんと手順通りに折り畳んでいけば、誰でも簡単に折り畳むことが出来ます。
特にDAHONは折りたたみ自転車の老舗なので、折り畳み方にかなり工夫されています。
この折り畳むということがスムーズに出来るようになると、いろんな場面で活用できるんです。なので、面倒くさがらずに、ぜひ折り畳み自転車の特性を活かす為に、折り畳み方をマスターしてみて欲しいと思います😄
この記事を書いた人
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折りたたみ自転車が大好きな54歳
そんな折りたたみ自転車の魅力を多くの人に伝えたくて、情報を発信しています
現在、BROMPTONとDAHON K3の2台の折りたたみ自転車を所有
この2台の折りたたみ自転車の乗り比べの記事もあるので参考になれば幸いです
自転車を楽しむのに早いも遅いもないよ!
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