ブロンプトンは折りたたみ式の自転車の中でも特に折り畳みの性能が高いです
ですが、初めてブロンプトンを見た人の場合だと、、、
この自転車って、いったいどうやって折り畳んでるのかな?
なんだかとっても難しそうで自分には無理そう、、、
なんていう感じで、”ブロンプトンの小さく折り畳まれた状態を見て、とても複雑なことをしてい
”。そんなふうに思う人もいるんじゃないでしょうか?
でも実際には、ブロンプトンの折り畳み方ってとっても「シンプル」で、
一度覚えてしまえば誰でも簡単に折り畳むことが出来るようになるんですよ😄
そこで今回の記事では、ブロンプトンの折り畳み方の手順を写真をもとに、初心者の人でも十分に分かりやすく解説しています。
「ブロンプトンに興味がある人」、
また、「
これからブロンプトンを購入しようと思っていてる人」、
そういった人には、とても参考になると思うので、ぜひ最後まで読んでいただけると幸いです😄
ブロンプトンの折り畳み方(手順)
ブロンプトンを折り畳むときの手順って、確かに慣れるまではとても工程が多く感じるかもしれません。
けど慣れると本当にあっという間に折り畳めてしまいます。
折り畳み方の手順としては、次のような感じになります
以上でブロンプトンの折り畳みは完了します。
ブロンプトンを折り畳む際の工程自体はこれだけです。
とはいえ、「折り畳み時に注意しないといけないポイントもある」ので、次の項目からその点を解説していきます。
ペダルの位置を合わせる
まず最初にペダルの位置を合わせることから始めます。
ここは「結構重要なポイント」なので、覚えておいて下さい。
このペダルの位置に合わせることによって、前輪を折り畳むときに、タイヤとペダルが干渉することを防ぎます。
なので、ブロンプトンに傷をつけたり、痛めない為に、最初のこの工程はとても大事なので覚えておいて下さいね。
ブロンプトンを折り畳むときはまず最初にこの動作をする。というのを体に馴染ませるといいでしょう😄
後輪を折り畳む
次に後輪を折りたたみます。
手順は次のとおり
後輪を折り畳むときは、まず最初に「必ず最初にハンドルを少し左側に切ること」。(理由は後述します)
その後に、シートポストの下にあるレバーを左手で押しながら、右手でサドルまたはシートポストを持って軽く後輪を持ち上げます。
すると後輪のロックが解除されます。
次に後輪のロックを外した状態(フリーの状態)のままサドルまたはシートポストをさらに上に持ち上げます。
そしてそのまま後輪を折り畳みます。
もし途中で後輪が止まってしまったら、右の足で自転車のスタンドを立てる要領で、軽く前に蹴ってあげればそのまま折り畳むことが出来ます。
後輪を折り畳む時の注意点
後輪を折り畳むときの注意点として、
- ハンドルがまっすぐの状態(タイヤが真っ直ぐの状態)だと、後輪を折り畳んだ時に、フェンダーや泥除けに当たってしまいます。
- なので変形したり、最悪割れてしまったりするので、必ず最初にハンドルを少し左に切ることを覚えておいて下さい。
前輪を折り畳む(メインフレームを折り畳む)
次に前輪を折り畳みます。
手順は次のとおり
まず最初にフレーム中央にあるクランプ(留金)を固定しているレバーを回して緩める。
クランプ(留金)が完全にフリーになったのを確認したら、ハンドルポスト(ハンドルの下の部分)を左手で持って、「前輪を回転させずに」折るようにして前輪を側後方へと持っていく。
この時のコツは、少し前輪を浮かすような感じでやるとやりやすいです。
そして前輪についているフックとフレームをしっかりと噛み合わせて固定する。
この時しっかりとフックとフレームがくっついていることを確認して下さい。
この部分がきっちりと噛み合っていないと、ブロンプトンを持ち上げた時にバラけてしまうので、きちんと確認するようにしましょう。
ハンドルを折り畳む(倒す)
次は、ハンドルを折り畳みます(倒します)。
ハンドルを折り畳む手順は次のとおり
ハンドルを倒すにはハンドルバーステムの下側についているクランプレバーを緩めます。
この時左手でハンドルを持っていると、緩んだ時に勝手に倒れることを防げます。
クランプ(留め具)が完全に緩んでフリー状態になったのを確認したら、ハンドルから手を離します。
すると、自然にハンドルが倒れて、その勢いによってハンドルがフレームとロックされます。
この時ハンドルが勢いがないとハンドルとフレームが固定されない場合があるので、もし固定されなかったときは、少しハンドル持ち上げて軽く押し込むようにすると、簡単に固定されます。
ちなみにロックされたハンドルを外すときは、ハンドルを「下側に押す」と簡単に外れます。
シートポストをいちばん下まで下げる
次はシートポストを下げます。
シートポストを下げる手順は次のとおり
まず最初に、シートポストを固定しているクイックレバーを解除します。
次にシートポストをいちばん下まで下げていきます。
最後にクイックリリースレバーを元に戻してシートポストをロックすれば、完了です。
この時、自分のブロンプトンのようにサドルにサドルバッグや輪行袋を付けている場合は、挟み込んでしまわないように、注意して下さい。
逆にシートポストを下げ切らずに、中途半端に上げた状態で車体を持ち上げようとすると、ロックがかかっていないので、前輪が前に移動してしまって危険です。
なので折り畳んだ状態で持ち運びをする時には、必ずシートポストは下まで下げられていることを確認してから持つようにしましょう。
ペダルを折り畳む(収納する)
最後にペダルの位置を合わせて、ペダルを折り畳みます(収納します)。
ペダルを折り畳む時の手順は次のとおり
まず手前側のペダルを回して上にする。そうすると反対側のペダルが下になるので、この時反対側のペダルが「タイヤと並行になるようにペダルの位置を調整」します。
次に手前側のペダルを折り畳みます。
ペダルの中央の黒い部分を下側から押しながら、奥側に倒し込むようにすると簡単に折り畳むことができます。
以上、これでブロンプトンの折り畳みは全て完了です。
お疲れさまでした😄
ブロンプトンの開き方の手順
ブロンプトンの開き方、展開の手順は、今回紹介した「折りたたみ方の手順の全く逆のことをすれば、簡単に展開することができます」。
展開の手順としては次のとおり
※1 シートポストの位置は後から調整すればいいので、このときは大体でOKです
一度開き方を覚えて慣れてしまえば、折り畳む時よりも展開する時はさらにスピーディーに行うことができます。
ブロンプトンって、折り畳んだり、また展開したりといった全ての動作が、とても理にかなっていて、それでいて楽しいんですよ😄
楽しいからついつい何度もやってしまいたくなるんです。で、そうしていたらいつの間にか折り畳みをマスターできるという相乗効果が生まれます😊
まとめ
今回の記事ではブロンプトンの折り畳み方を解説してきました。
ブロンプトンを折り畳む時の注意点としては、
この4つのポイントを守れば、ブロンプトンを痛めることなく、スムーズに折り畳むことが出来るようになります。
慣れないうちは確かにぎこちない動きになってしまいます。自分もそうでした🤣
でも何度も何度もやっているうちに、体が勝手に覚えてくれます。なので体が折り畳みの動作を完全に覚えるまで何度も練習しましょう。
この折り畳みの動作がスムーズにできるようになると、「ブロンプトンを折り畳む」、という行為自体を楽しめるようになるので、さらにブロンプトンで出かけるのが楽しくなってくるんです😊
ブロンプトンの折り畳み方や展開の仕方をもっと詳しく知りたいという方は、下の記事で紹介している「BROMPTON メンテナンスブック」という本がとても役に立ちます。
メンテナンス方法も載っているので、ブロンプトンに購入予定の人や興味のある人は持っていると安心できますよ😄
この記事を書いた人
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折りたたみ自転車が大好きな54歳
そんな折りたたみ自転車の魅力を多くの人に伝えたくて、情報を発信しています
現在、BROMPTONとDAHON K3の2台の折りたたみ自転車を所有
この2台の折りたたみ自転車の乗り比べの記事もあるので参考になれば幸いです
自転車を楽しむのに早いも遅いもないよ!
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