今、ダホンの K3がとても気になってるんだけど、
ミニベロ初心者が買っても大丈夫かな?
ダホンのK3は、14インチというとっても小さいホイールサイズの折りたたみ自転車。
そしてその可愛らしい見た目とは裏腹に、実にキビキビとした走行性能を持っているという、とても特徴的で魅力のある折りたたみ式の自転車。
けど、その個性的で独特のスタイルの為に、
「本当に自分に乗りこなせるんだろうか?」
「タイヤが小さすぎてちょっと不安だ、、、」
なんていう感じで、購入を迷っているという人もいるんじゃないですか?
そこで今回の記事では、そんなダホンK3の購入を考えている人に、このポイントだけを押さえておけば大丈夫。
という14インチの小径車ゆえの注意すべき点を解説していくよ。
ボクはもう2年以上もダホンK3に乗ってるから、良いところも悪いところも知ってるよ
この記事を最後まで読めば、ダホンK3についてのデメリットについて分かります。
14インチの極小軽車:DAHON K3のデメリット
このダホンのK3という自転車は、そのコンパクトな見た目からは想像できないほどスピードが出るんだ。
とにかく本当によく走るんだよね。
けどね、この「意外によく走る」、というのが逆にネックになるんだ、、、
なんでかって言うと、今自分が乗ってる自転車が「14インチの小径車だって言うのを忘れる」ことがあるからなんだ。
そう、普通の自転車と同じ感覚でK3に乗っていると、ちょっと危険なんだよね
その理由はね、14インチの極小径車だからこそ注意しなければいけない欠点やデメリット、というのがあるからなんだ。
つまり、K3にはK3なりの独自の乗り方を覚えないといけないんだ
DAHON K3に乗るときに気をつけるべき4つのこと
じゃあそのダホンK3に乗る時に注意しないといけないことって何?
って、ことだけど、次の4つの点を注意する必要があるよ
どうしてもタイヤが小さい為に、K3って他の自転車にはない、これら4つの注意点を守って、独特の乗り方のコツを覚える必要があるんだ。
どんな自転車でもクセってあるけど、ダホンK3はとくにクセのある自転車なんだよね
ハンドルがクイックすぎる(不安定)
タイヤが小さいということは、そのままダイレクトにハンドルの操作にも影響が及ぶんだよね。
そう、ダホンK3はハンドルが普通の自転車に比べて極端に軽くて、とてもクイックに動くんだ。
このハンドルのクイックさは、そのままフラつきの原因にもなる。
だから真っ直ぐに走っているのにとても不安定なんなんだ。(とくにゆっくり走ってる時はね)
でもね、この不安定さはしばらく乗ってると体が慣れてくるよ。
人の体の学習能力ってすごいもので、初めは「こんな不安定な乗り物自分には乗れない!」って思っててもね、しばらくすると普通に乗れるようになるんだ。
とはいっても、ボクも最初はかなり不安だったんだ😅
でもね、この独特のハンドルの軽さは他の自転車にはない、K3オリジナルの乗り味ってことに気がつくようになるよ。
だって、このハンドルのクイックさや不安定さに慣れるに従って、逆にキビキビとした走りを楽しめるようになるからね。
K3は他の自転車と同じ感覚で乗ると、戸惑うのは仕方ないことなんだ
段差に弱い(転倒の危険がある)
K3はね、段差にとっても弱いよ。
何度も言う様けど、ダホンK3は14インチっていうとっても小さなタイヤを装備しているからね。
なので普通の自転車(シティサイクルなど)だと、なんの問題も無いようなちょっとした段差でも、つっかえることがよくあるんだ。
これはとても危険なことで、特にスピードが乗っている時なんかは、段差を上がりきれずにつんのめって、最悪の場合転倒に繋がる恐れがある。
なので「段差を越える時には、細心の注意」が必要だよ。
段差を越えるときは直角で
段差を乗り越えるときにボクはある点に注意しているんだ。
それは、
これはK3や極小径車に乗るときに必須のテクニックになるからぜひマスターしておいて欲しい。
だから、段差に対してタイヤが少しでも斜め気味だったりすると、段差を越えきれずにタイヤがスリップしてとっても危険だからね。
ボクはそれで何回か転けそうになったことがあるんだ😱
その経験をしてから、段差を越えるときは本当に細心の注意をはらうようになったんだ。
長距離を走ると疲れる(短距離向き)
K3でのサイクリングやポタリングはとっても楽しいんだけどね、、、
でもね、K3で長距離を走るのはボクはあまりオススメしないよ。
K3はとても面白い自転車ではあるんだけど、長距離を走ろうとすると、かなり体への負担が溜ま流からね。
これは人によって、体力のあるなしとかで、大きく変わる部分だと思うんだけど、、、
ボク個人の感覚でいうと、
30キロ以上の距離を走ると、体、特に首周りが疲れてくるんだよね。
だからボクの場合は、K3は長距離を走るロングライドよりも、ポタリングの方が楽しめてるよ
意外と前傾姿勢になる
K3ってね、結構前傾姿勢のポジションになる自転車なんだ。
ボクのもう一つの愛車であるブロンプトン(Mタイプハンドル)と比べると、K3のハンドル位置は、意外と遠く、そして低くなってる。
ボクはいつもシートポストを高めに設定しているから、そのことも影響しているかな。
つまい逆を言うと、この辺のことは、人の体型によっても感じ方が違うと思うから、K3のポジションがピッタリと合うっていう人がいても不思議じゃないよ。
あくまでもボクの感じたことだからね。
ボクと同じように体力があまりない人だとK3でのロングライドはしんどいと思う
ただし、人によってはダホンK3で、100キロ以上走っても平気という人もいるのも事実。ボクにはちょっと真似できないけど、体力に自信のある人は挑戦してみると良いかも😆
乗り心地が硬い(首と腰に負担がかかる)
ダホンK3はね、こういってはアレだけど、お世辞にも乗り心地がいいとは言えないんだ、、、
なんでK3の乗り心地はそんなによくないのかって言うとね、次の3つの点があげられる
これら3つの要素があって、そのどれもが乗り心地を硬くさせる要因になってるんだ。
極小径車(14インチのタイヤ)
これはミニベロや折りたたみ自転車ならどれも当てはまることだと思うんだけど、小径車って路面からの振動がかなりダイレクトに伝わってくるんだ。
タイヤが小さい分、路面の凹凸のショックを吸収しきれないからね。
段差を超えるような大きな振動もあるんだけど、普通の路面の小さな凹凸からくる微振動も、結構バカにできないんだよね。
この微振動も、少しの間だけならいいんだけど、これが長距離を長時間走っていると、徐々に体への負担になって蓄積されてくるんだ。
微振動って意外と体力を消耗するんだよね
アルミフレーム
ダホンK3はね、とっても軽量に作られてるんだけど、その理由の一つにフレームがアルミ製でできてるっていうのがあるんだ。
そう、一般的に、アルミフレームの自転車は衝撃吸収性があまり無い、って言われてるんだ。
これもK3の乗り味が硬いっていうことに繋がってる。
アルミフレームには軽いとか手入れがしやすいとか利点も多いんだけど、乗り味はそれほどよくないんだ。
アルミは錆びないとか良い点もたくさんあるけど、乗り味の硬さは仕方ない部分だね
折りたたみ式
K3はとっても小さくコンパクトに折り畳める、とても優秀な折りたたみ自転車。
けど折りたたみ自転車って、普通の自転車と比べると、折り畳むことを前提としている分、さらに強度が必要なんだ。
貧弱だと、乗ってる最中に折れたりするからね。
だから、折りたたみ自転車は、普通の自転車以上に、フレームに強度が必要なんだ。
実際ダホンK3は、小さい割にとても剛性感があって、安心して乗ることが出来るからね。
けどこの強度が高くて剛性感があるということを裏返して考えると、これが乗り味の硬さへと繋がっているんだよね。
つまり剛性感と乗り味のマイルドさは相反するってことが言える。
どんな自転車にも一長一短あるってことだね
乗り心地の硬さを緩和する方法
じゃあもうK3の乗り味の硬さはどうしようもないのか?っていうと、そうでもないんだよね。
それが、「シュワルベ ビッグアップル14インチ」というタイヤに交換する方法。
シュワルベのビッグアップルにタイヤ交換すると、ショック吸収性能が上がるんだ。(という話らしい)
実際にボクは試したことがないから真意はわからないけどね😅
でも、少しでもK3の乗り味をマイルドにしたいって人は、チャレンジしてみる価値は大いにあると思うよ。
あ、もしビッグアップルにタイヤを交換する場合は、チューブも一緒に交換しないといけないから、購入するときは、チューブも一緒に買ってね。
キックスタンドは必須アイテム
ダホンK3には、標準でキックスタンドがついていないんだ。
なので、K3を止めるときは、どこかに立てかけるか、もしくは倒して置くしかないっていう、、、
そうこれはまさしくK3はスポーツタイプの自転車だっていうとなんだね。
でもね、スタンドがないっていうのは想像以上に不便なものだよ、、、
けどラッキーなことに、K3には専用の「センタースタンド(キックスタンド)」が別売りであるので、これを後から取り付けることができるんだ。
K3で快適にサイクリングを楽しみたいんだったら、スタンドは必須アイテムだと思う
何がなんでも、「K3は軽量じゃないと嫌だ」っていう人以外は、スタンドをつけることを強くオススメする。
やっぱりスタンドがあるのとないのとでは、快適さに雲泥の差があるからね。
K3は空気が入れにくい
ダホンK3は14インチっていうとっても小さいホイールサイズなんだけど、、、
この、ホイールのサイズが小さいが故に「タイヤに空気が入れにくい」という問題があるんだよね。
多分、普通の空気入れだとバルブにヘッドをつけるのも一苦労すると思う。
それに、「ダホンK3は仏式のチューブを採用」していて、空気圧が意外と高めに設定されてるから、ホームセンターなどで売ってる安い空気入れではまともに空気を入れられないんだ。
なのでダホンK3に乗るんだったら、K3専用に空気入れを用意しないといけないんだ。
とにかく、ダホンK3は普通の空気入れだと空気が入れにくいんだよ🥲
ヒラメポンプヘッドで解決
この問題を解決するために、ボクはある方法を使ってるんだけど、、、
それは空気入れをカスタムすること。
空気入れ自体はね、普通にAmazonでも売っている「ジョーブロースポーツ」っていうやつを使ってるんだけど、
この空気入れのヘッドの部分だけ「ヒラメポンプヘッド(横型)」というものに交換してるんだ。
このポンプヘッドを使うことによって、ボクの場合は、K3の空気が入れにくいという問題は全て解決したよ。
このヒラメポンプヘッドについての詳しい説明はこちらの記事、【ミニベロや折りたたみ自転車に超おすすめ!】ヒラメポンプヘッドで空気入れのイライラが全部なくなる!を参考にしてみてね。
K3の空気が入れにくい問題は、このアイテムで解決できるよ😄
【まとめ】それでもダホンK3は楽しい自転車
今回の記事では、ダホンK3のデメリットについて解説してきたよ。
ダホンK3はとってもクセの強い折りたたみ自転車なのは確か。
でもね、それ以上に乗ってて楽しい自転車でもあるんだ。
だから、極小径車であるが故の欠点や癖を、ちゃんと理解しさえすれば、このダホンK3はとても快適なポタリングマシンになるんだ。
それにとにかく軽い!「重量が7.8kg(ペダルは含まず)」しかない折りたたみ自転車って、なかなか他にはないからね。
つまり、ダホンK3は最強のポタリングマシンであると同時に輪行にも最高なんだ😄
なのでこれから「輪行に初めて挑戦してみたいなぁ」、なんて思ってるんだったら、ダホンK3は最高の相棒になるよ。
もっとダホンK3について詳しく知りたい人や、輪行についても知りたいなって人は、ボクの他の記事もぜひ参考にしてみてね。
クセの強いのがクセになる、そんな楽しい自転車がK3なんだ😊
この度は最後まで記事を読んでくれてありがとうございます。
この記事が少しでも何かの役になったのなら、嬉しいです。
それではまた。
⇒ワイズロードオンライの商品ページを見にいくこの記事を書いた人
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折りたたみ自転車が大好きな54歳
そんな折りたたみ自転車の魅力を多くの人に伝えたくて、情報を発信しています
現在、BROMPTONとDAHON K3の2台の折りたたみ自転車を所有
この2台の折りたたみ自転車の乗り比べの記事もあるので参考になれば幸いです
自転車を楽しむのに早いも遅いもないよ!
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